noteは読んでいない人にスキされやすい

noteは読んでいない人にスキされやすい

 

私はブログの他にnoteというサービスでテキストを綴っています。

 

今どきnoteをご存じない方はいないと思いつつも、念のため一応リンクと概説だけしておきます。

 

 

このnoteは一般的なブログサービスと似ていますが、同所ではテキスト以外のクリエイター活動もでき、また特筆すべき点としてSNS要素があることと、非常にフラットかつシンプルなことと、自分のコンテンツをプラットフォーム上で販売できるという特徴があります。

 

総括して、ブログとSNSとEC(販売)サイトを足して割ったようなサービスがnoteです。使用感はズバリ『最高』。

 

 

読んでいないのにスキをする人がいるnote

読んでいないのにスキをする人がいるnote

 

※コメント拒否設定のため、カウント0

 

 

noteには『スキ』という、インスタグラムやツイッターで言うところのいいね機能があるのですが、noteをやっていると明らかに自分のコンテンツを閲覧していない人からスキを送られることがしばしばあります。

 

これは私に限った話ではなく、ウェブやツイッターで『note スキ 読んでない』などと調べてみると、同じ経験をしている人の愚痴や疑問が複数ヒットします。内容はおおむね以下のような感じです。

 

  • noteって読んでないのにスキする文化あるよね
  • 投稿された記事に即スキつける妖怪何なの?
  • 明らかに読んでない奴からスキ来るの鬱
  • ビジネス垢みたいなアレ、自分の宣伝のためにスキ付けてるよね。チラシ配りみたいな感じ

 

このことから、当問題はnote上での普遍的な事象と見えます。

 

 

なぜ読んでいないと分かるのか

私の持論に対し、『読んでいないと思うのはあなたの勝手な決めつけだ』と、彼らを擁護したくなる正義感の強い方が現れるのもやぶさかではありません。

 

ということで、どういった点で彼らが読んでいないと思うのか、またなぜ読んでいないのにスキを付けていくのかを解説させていただきます。

 

当該人物のスキフィードが多すぎる

私の投稿に対し、読んでいなさそうな人からスキが飛んできた際、私はその人のページからスキ欄を確認しに行くことがあります。すると、必ずと言って良いほどに彼らは色んな人にスキを付けまくっています。

 

重要なのはその量と速度で、例えば30分という短い間に、90も100も記事へスキを付ける人が他人のテキストを読んでいるはずはありません。こんなものはただスキを付けているだけの作業であり、もはやスパム行為と言っても過言ではないでしょう。

 

もちろん『後で読む』という体のスキである可能性も排除しきれませんが、大量スキが常態化している人が果たして他人の投稿を後から逐一読み返すでしょうか。かなり疑問です。

 

自分と相関性のあるワードでソート → スキ

自分と相関性のあるワードでソート → スキ

 

先ほど述べたような "スキ爆撃" をしている人のスキ欄を確認してみると、一定の法則性が見られるケースが多々あり、彼らは自分が展開しているビジネスと相関性の深い単語でプラットフォーム内検索をかけ、表示された投稿に対して片っ端からスキをつけているようです。

 

まず前提として、noteにはサブスクおよび有料販売ビジネスを目的として同サービスへ参入しているビジネス垢が存在し、彼らは自身の知識やサービスを提供することで金銭を得るべく活動しています。

 

彼らビジネス垢の目的は、他ユーザーと馴れ合ったり承認欲求を満たすことではなく、あくまで仕事として収益を得ることですので、彼らに限っては他人の投稿を読む理由はありません。彼らからすれば他のすべてのユーザーは客です。つまりは営業相手でしかありません。なので、チラシ配りやCMの意味合いでスキをつけて回ります。スキを付けられた相手はこちらの存在を認知し、客になってくれる可能性があるからです。

 

これを効率化するため、ビジネス垢は自身のビジネスに関連深いワードで発信しているユーザーをサーチし、スキ営業をかけています。

 

オーソリティ(権威性)増幅のため

これはSNSでも使えるテクニックで、スキやいいねで他ユーザーにポジティブなシグナリングをしておくと、相手が『自分に好感を持っている!?』と浮かれてフォローしてくることがあります。

 

それもそのはず、いいねやスキを付けられて不快に思うユーザーはほとんどおらず、普段あまり承認を得られていない人からすれば、褒められたことをとても嬉しく思うでしょう。なので、適当に愛想を振りまいているだけでフォロワーが増えます。義理チョコをばら撒いていただけなのに真に受けて喜ぶ人がいるようなイメージです。

 

しかも、この方法ならフォローをしなくてもフォロワーが増えます。要は権威性が増すわけですね。

 

SNSでは、フォロー数よりフォロワー数の多い人(フォロー << フォロワー)の方が

 

他人から求められている人、価値のある人

 

を意味しますので、自身の権威性を増長させたい見栄っ張りな人は、フォローをせずともフォロワーだけが増えるこの方法をよく好みます。あるいはフォローをしてフォローが返ってきたら自分側のフォローを外すやり方ですね。

 

ともかく、フォロワー増やしのためにスキを付ける人も中にはいるということで、スキを付けまくっていてなおかつ妙にフォロワー数がフォロー数を上回っている(特に有益そうな発信をしているでもないのにFFが偏っている)人は、本項で解説した類の人物である可能性が高いでしょう。彼らはインフルエンサーに憧れているのかもしれません。

 

記事読んでほしい営業

自分のコンテンツを他人に見せたいがためのスキ、おそらくこれが最もオーソドックスだと思います。

 

他ユーザーにスキをすれば、スキをされたユーザーはこちらのページを確認しに来る可能性が高いので、スキを付けまくっていれば自分のコンテンツのインプレッションが伸びます。こちらはお金の伴わない承認的な意味での営業活動ですね。まさに『俺を見ろ!』といった感じです。

 

とは言っても、いくらスキをされたからといって、相手のコンテンツまで確認する人はそう多くないと思いますが。 

 

 

結局はどこにでもいます

身も蓋も無い話をすると、読んでいないのにも関わらず読んだように振る舞うユーザーはnoteに限らず、どのコミュニティサービスにも存在しています。ただ、ビジネスを伴うコミュニティツールであるnoteでは、この手の人が他所より若干多いというだけの話ですね。

 

私のやっているはてなブログにも、読んでいないのに『はてなブックマーク』を付け合ってブーストを狙う "相互会" というものがありますし、SNSにも承認欲しさに適当にいいねを付けまくって愛想を振りまいている人もいます。

 

私個人としてはこの手の人はあまり好きではありませんが、物事や承認の目的を効率的に進めるという点で一応理に適っているのかなと思う部分はありますし、特にとやかく言うつもりはありません。むしろよほど賢いです。

 

 

さて、拙い内容でしたが、noteで知らない人からスキをつけられる理由が大体おわかりいただけたと思います。

 

最後にひとつ、一見読んでいなさそうなスキに見えても、必ずしも読んでいないとは断言できませんので、知らない人からのスキをあまり邪見にしなくても良いのではないでしょうか、という結論で終わりにさせていただきます。政治的に正しい無難な結論です。