発達障害認定ブームがもたらした負の側面、自称障害者たち

発達障害認定ブームがもたらした『ゆるふわにわか障害者』

 

私の祖母が何かやらかすたびに『歳のせいじゃ』みたいなことを口にするんだけど、ぶっちゃけ歳を取る前からそうだったんだよね。今回はそんな感じの話。

 

 

そういえば、発達障害認定ブーム(?)が巻き起こって以降、なんでも自分の発達障害が発覚して胸を撫でおろす人がいるらしい。

 

その理由としては、『なぜ自分は周囲に馴染めず異常なのか』の説明が付けられ、また長年の違和感の合点がいくからで、自分が無能であるという不快な認知を発達障害の記号に追いやることができる。

 

発達障害という免罪符を得ることで、常人ならざる自分を社会的に、病理的に説明付けることを可能とした。自分は "人並みに振る舞えない健常者" ───いわばギリ健のようなボーダーの体ではなく、障害による異常だったという風に自分を納得させられるし、周囲にも『私がおかしいのは病気のせいなんです』と、それを理解させ、また一定の庇護を受けることができる。

 

───因幡 (inner_verse)

 

医師から障害でないと告げられて絶句する無能な人 / 医師から障害と告げられて胸を撫でおろす人

 

無能な人であったり、悪い意味で異常な人はこのどちらかに分かれる。障害による弊害なのか、あるいは単に能力が低いだけなのか。

 

ワイ👶「あーこれガイジだわ精神科行こーっ」
医者「健常です」


ワイ😤「ADHDです」
医者「違います忘れんぼでやる気がないだけです」


ワイ🤔「じゃあ回避性人格障害じゃないですか?」
医者「違います単にコミュニケーション能力が普通より低いだけです」


ワイ😯「それならアスペルガーは?」
ゴミ「そういう自覚症状があるとしたら人の話聞いてないとか注意散漫なだけでしょ


ワイ🤤「じゃあ知的障害なんじゃないすか?」
ボケ「IQ80以上あるんで健常です IQ低いからって頭悪いってことにはならないから安心していいよ」


ワイ🌚「鬱とかはないですか?」
カス「軽い抑鬱はあるだろうけど病気とかではないねえ 普通です」


クソ医者「あなたは怠け者で注意散漫で社会性がなくてIQが低めな普通の人です」
ワイ😡「」

 

───匿名掲示板のコピペ

 

世間におけるADHDや鬱、HSPの認知や理解が深まって以来、自分がそれであると自称する偽物が増えてしまった。それも、『おそらく障害だ』という可能性の自称ではなく、自己判断であることを隠した上で自称しているからタチが悪い。彼らの多くは医者にかかって診断を受けたわけでもなく、ただ自分でそう思いたがっているに過ぎない。

 

ただ注意力が散漫なだけの自称ADHD

ただ行動力とコミュ力がないだけの自称アスペルガー

ただ頭が悪い(知的ボーダーに近い)だけの自称知的障害

ただメンタルが弱いだけの自称鬱やHSP

 

もし実際に彼らが医者にかかり、障害でないと告げられてしまったらどうなるだろう。そのショックに耐えられるのか。

 

もっとも、彼らとしても周囲に理解を求めるために障害や病を自称しているに過ぎないわけだから、わざわざ真実を明らかにするべく医者のもとへ足を運ぶはずもないだろう。そしてロールプレイは続けられる。

 

 

実害はないから別に知ったこっちゃないんだが、そのうち自称ADHDや自称HSPなどが溢れかえると思うと辟易としてしまうし、偽物が多いという認知が共有されてしまった日には、今度は本家の人たちまでもがいらぬ疑いの目を向けられる。『お前本当に障害か? どうせお前もヨシヨシされたい自称障害者なんだろ?』みたいな感じで訝しい表情をされるわけだ。まるで、原理主義過激テロリストのせいで風評被害を受けるイスラム教徒のように。

 

そういう意味ではフェミニストもこれと同じで、ここ数年はフェミニズムを隠れ蓑にしたミサンドリストがフェミニストを自称し始めた影響により、その評判は地に落ちた。

 

 

まったく、本当に都合の良いラベルが広まってしまったものね。もし庇護されたくて障害者を自称しているなら、一発ひっぱたきたくもなる。その不快度数はファッションメンヘラに勝るとも劣らない。