ブログとSNSは連携し得? 思わぬ落とし穴も

ブログとSNSは連携し得? 思わぬ落とし穴も

 

ブロガーの皆さんこんにちは。

自称ブログ歴175年の因幡と申します。

 

 

さて、ほとんどのブログサービスには、デフォルトでSNSとの連携(紐付け)機能が備え付けてられていて、互いの活動をリンクさせることができます。そして見ている限りでは、世間一般的に大多数のブロガーが同機能を利用しています。

 

今回はこの連携機能の是非、ならびにメリット・デメリットについて見ていきたいと思います。

 

ちなみに私はブログとSNSを連携していませんが、その理由については記事中後半で軽く触れています。

 

 

ブログとSNSと連携するメリット

ブログとSNSと連携するメリット


まずは連携のメリットを5つ。連携マンセー!

 

ブログとSNS、双方のバリューをブーストできる

最もわかりやすいメリットはこれですね。

 

例えばですが、検索エンジンからブログにやってきた人がいたとして、その人が記事を読んであなたを気に入ったとします。すると、あなたを気に入ったその人は、今度はSNSをウォッチおよび交流したいと考え、SNSの方にコンタクトを寄越しますから、SNSのフォローおよび交流(承認)が増加します。

 

逆も然りです。SNS側にブログをリンクしていた場合、SNSからブログ流入への機会を得られるので、結果としてブログのPVおよび読者は増加しますし、自分を認知してもらうきっかけもそれだけ大きくなります。雑に言えば、連携によってあらゆるチャンスを広げやすくなります。機会の損失を防げるとも考えられますね。

 

連携によってPVが増加することから、ブログの広告などで稼いでいる人はなるべく連携した方が良いと思います。他のブロガーとも繋がれると思いますし。

 

総括して

 

  • PVが増える
  • 読者も増える
  • フォロワーも増える
  • 承認も増える

 

連携は良いことづくしです。

 

心理的距離が近くなる

日常使いのSNS上で読者と交流することにより、一層コアなファンを見出しやすくなります。

 

SNSだとラフな投稿も見られますからね。

 

SNS側の反応次第で記事の検索順位が上昇する

実はグーグルは、Twitterで一定以上に拡散(リツイート)された記事ツイートの元記事の評価(ドメインパワー)を上げていると明らかにしているため、SNSの方にブログ記事を流してそこそこ拡散された場合、検索順位にブーストをかけることができますから、結果としてPVは増加します。

 

そして、これは自分が投下した記事リンクでなくても構わないため、例えばあなたのフォロワーが懇意で記事を紹介し、それが一定以上に拡散されるだけでも同じ効果が見込めます。

 

要するに『SNS(Twitter)でウケた記事は検索エンジンで優遇される』という話です。ということで、自分の記事は積極的にSNSへと流しておきましょう。バズったら勝ちです。なんだかギャンブルみたいですね。

 

注意として、バズ以外の単発的な拡散および流入ではブログの評価は上がりません。基本的にSNS→ブログへのリンクにはnofollow(評価を渡さない)タグが埋め込まれているため、日常的範囲のレスポンスで評価が左右されることはありません。なので、例えば5RT程度では無意味です。

 

※2020年現在、Twitter以外のSNSではバズによる検索順位上昇が発生しないと思われます。ただし今後どうなるかはわかりません

 

拡散が狙いやすくなる

人気ブログでない限り、基本的に自分の記事をSNSで取り上げてくれる人などいませんから、自分が直々にSNSへ記事を流すことで拡散の機会を広げることができます。

 

そして悲しい話ですが、自分以外の人が記事を取り上げて拡散される時というのは、私の体感上、炎上指向のネガティブシチュエーションが多かったりします。もちろん手掛けているジャンルにも依りますがね。

 

ブログの更新をSNS上で知らせることができる

ブログ読者にSNSをフォローしてもらうことで、読者はブログへ更新チェックに訪れる必要がなくなり、固定読者化のハードルが下がります。記事投稿のリンクツイートで更新がわかるからです。

 

今どきブログへ都度更新チェックに訪れる人は少ないでしょうから、SNSで更新を知ることのできないブログは敬遠されやすいと思いますね。

 

更新されているかもわからないブログのチェックに訪れるのも、それなりのストレスでしょうし、なにしろ今はネット=SNSと言っても過言ではない時代ですから、SNSを絡めて活動した方が合理的だと思います。

 

 

ブログとSNSと連携するデメリット

ブログとSNSと連携するデメリット

 

次は連携のデメリット6つです。おーこわい。

 

アンチが流入してくる。

例えば、グーグル検索からあなたの記事にやってきた人がいたとして、あなたの記事に気に入らない点を見出し、モンスタークレーマーよろしく見事にブチ切れたとします。

 

『ムキーッ!! こいつ許せないわ!!』

 

この際、SNSを連携しておらず、コメント欄も閉じていれば、この人はあなたに対して直接的に罵詈雑言を吐くことができませんから、よほど頭のおかしい人でない限りは諦めて消えて行きます。

 

ところが、SNSを連携している場合、ブログに反感を持った人はSNSの方に押し寄せ、文句を言ってきたり粘着してきたり、ひいては継続的なアンチと化してしまいます。また、その本人をブロックして解決したと思っていても、今度は仲間を嗾けて集団でのアンチ活動に発展するケースもありますから、面倒くさい人に目を付けられると大惨事になりかねません。

 

SNSは少しおかしい人でも仲間を作りやすく(私も十分おかしいが)、サイバーカスケードによって似た者同士で増長していますから、その手の人に粘着されると対話不可能で辛いものがあります。

 

もちろん、無害で建設的なブログ投稿を主体にしているなら、アンチや粘着に遭遇する危険性は比較的少ないと思いますが、例えば政治やジェンダーのように荒れやすい話題や、党派性のあるトピックを取り扱う際はリスクとなり得ます。敵を作るような投稿をしている人は、連携するか否かについて熟考すべきですね。他のサービスにまで火薬を持ち込むかどうかはあなた次第。

 

炎上すると共倒れする

炎上すると共倒れする

 

ブログとSNSの双方を連携していると、片方が炎上したときにもう片方の方にもイナゴの軍勢がなだれ込み、好き放題に荒らされ、しばらくの間───あるいは場を潰されて恒久的に活動出来なくされてしまいます。

 

実は私の過去のブログ(このブログでない別のブログ)でも軽く炎上した事案があるのですが、その際SNSの方にもイナゴさんらが流入および攻撃してきて結構めんどうくさかったですし、それに懲りて以来は連携するのをやめてしまいました。リスクの方が大きいと判断したんです。

 

当時の私は荒れそうなトピックを数多く手掛けていたため、今思えばそもそも連携していることが誤りだったと思います。なんで連携していたんだろう。多分SNSの交流が欲しかったんだと思う。

 

連携先が多ければ多いほど、炎上したときに大変な目を見るでしょう。連携先の多さはすなわちリスクの多さでもあります。色んなSNSとブログを連携するのは、個人的にはリスキーだと思います。

 

プライベート情報の公開量が多くなる

端的に言えば、連携によって特定される危険性が増加します。

 

SNSとブログ双方から得られる個人情報を洗い出すことで、特定につながる情報が色々と浮上してきますし、それらの情報をパズルのようにつなぎ合わせることで、情報の確度は上がっていきます。

 

そしてこれに先述の炎上が加わってしまうと、私刑を望む人たちはリアルの身元を特定しようと過去ログを漁ってくるため、SNSとブログの両方を公開している人はそれだけ特定されやすくなります。

 

特定された際の損害が大きくなる

特定された際の損害が大きくなる

 

リアルが特定されたり、その他要因で現名義での活動が難しくなってしまった場合、大抵の人はそのアカウントを削除するか、あるいは非公開にします。

 

では、連携している場合はどうなるでしょう。

 

ブログとSNSの両方で手を打たざるを得なくなります。まるで連帯責任。

 

これが連携していなかった場合は、特定された方のアカウントを削除───あるいは非公開にすれば良いだけなので、被害はそこまで大きくなりません。いわゆる "トカゲのしっぽ切り" で事なきを得ます。

 

ブログの更新頻度が落ちやすい

フットワークの軽いSNSの方で、ブログのネタに使える内容を消化してしまいがちなことから、SNSをやっているとまずブログの更新頻度が落ちますし、承認欲求のためにブログをやっている人の場合、『SNSで読者に承認されているから記事書かなくてもいいや!』と怠けてしまうことも。

 

ただまぁ、SNSで承認を完結させられるなら、それでも良いと思いますけどね。SNSの方がお気軽ですし。

 

不穏な内容の記事を書きにくくなる

一度SNSで読者らと顔見知りになってしまうと、彼らが不快になりかねない不穏な記事を書きにくくなります。批判的な内容や政治的な記事が書きにくくなることは必至。

 

結局リアルの交友と同じことで、しがらみが増えれば増えるほどに無難な動きしかできなくなるんですよ。周りの多様な顔色をうかがってしまうからですね。

 

なので私は、そういった面でもSNSを教えないようにしています。知り合うほどに、そして親しみ合うほどに "しんどさ" が募っていく。

 

私は読者を認識したくありません。読者の思想や嗜好を知れば知るほど、書きにくいことが増えていくからです。ウチのブログ読者には悪いと思っていますが、何を言われようとSNSは教えません。たとえ色仕掛けだろうと負けないし...。

 

余談ですが、人間関係リセット癖のある人は、しがらみによる動きづらさが一定ラインを超えたときにリセットするんですよね。これ身の上話です。

 

 

連携していなくてもバレるケース

連携していなくてもバレるケース

 

例えば、ブログURLをグーグル検索することで、リンク投稿をした自身のSNSアカウントがヒットしてしまったり、その他断片的な情報からブログないしSNSが特定されるケースもあります。

 

リスク管理のために連携していなくとも、情報管理が甘ければバレますね。

 

なので、『連携していないからSNS(ブログ)はバレてない』と高を括らない方が良いでしょう。読者の中にはあれこれ探し当ててこようとする人がいますから、ネットリテラシーの高い人には容易に特定されかねません。

 

連携しない際は、基本的にブログとSNSの情報運用は切り離しましょう。私はそうしていますし、自分のブログのリンクツイートをしないようにしています。だから誰かが探そうとしてもバレません。

 

リスク管理、これゼッタイ!

 

 

連携すべき人 / すべきでない人

基本的に大多数の善良なブロガーさんらは連携すべきです。異論の余地ナシ。

 

普通の人は連携するデメリットが極めて少なく、ほとんどの場合はメリットだけを享受することができます。

 

その一方で、党派性のある記事や、特定のカテゴリを名指しで批判するような記事を書いている場合、敵ができやすく、アンチ発生や炎上のリスクが高いですから、下手に連携をしないまま匿名度を保っていた方が賢いと思います。

 

そこで欲を出して連携してしまったが最後、有事の際に引火してしまい、最終的な被害は数倍にも跳ね上がります。私がそうでしたから。

 

不穏な記事を書く人やリスクを恐れる人は、私のように連携をせず、匿名性と独立性を第一に据えて活動しましょう。そっちの方が間違いなく長続きします。

 

 

まとめ

まとめ

 

【連携するメリット】

  • PVやフォロワー(読者)をブーストできる
  • ブログの価値を上げやすくなる
  • 固定読者が付きやすくなる
  • 読者との心理的距離が縮まる
  • 人間関係をはじめとして、さまざまな機会を広げられる

 

【連携するデメリット】

  • 悪意を持つ人に対する耐性が落ちる
  • 炎上時のダメージが大きくなる
  • 特定されやすくなる
  • ブログの更新頻度が落ちやすくなる
  • 方向性を持つオピニオン記事が書きにくくなる

 

だいたいこんな感じになります。

 

今回はここまでです。参考になれたのなら幸いです。

 

それでは良き連携ライフをお過ごしください。