ブログの直帰率が悪化する要因や改善方法の検討

ブログの直帰率が悪化する要因や改善方法の検討

 

こんにちは。

 

そこらへんのブロガーのように権威付けするどころか、まず最初に懺悔します。当ブログの直帰率は8割を上回っており、一般的に見ても褒められた直帰率ではありませんが、私は直帰率の改善方法を知っている上で、あえて施策していない節があります。理由は記事中で述べます。

 

※今回のテーマはブログの直帰率ですので、ECサイトや企業HPなどは関連度が低いものとしてお考え下さい

 

 

直帰率は下げるべきなのか

直帰率は下げるべきなのか

 

結論から言えば下げた方が良いです。下げるに越したことはないでしょう。直帰率が低い方が、PVも累計滞在時間も増えて良いことづくしです。

 

ただし、それは読者が記事をしっかりと読んでいる場合の話であって、まともに読まれない記事ばかり出しつつ小手先のテク(例えば記事分割など)で直帰率を下げるというのは全く的外れな施策ですし、そんなことでは検索エンジンの評価も上昇しません。上記はただ『読者がウロウロしているだけのブログ』です。むしろひどい。

 

例えば、平均ページ滞在時間が30秒で直帰率が30%のブログと、平均ページ滞在時間が4分で直帰率が80%のブログがあったとすれば、当然後者の方がメディアとしての価値が高いと言えます。読者がちゃんと読んでるからですね。この場合はコンテンツに価値があると認められます。

 

数ある情報商材屋やブロガーの中には、アクセス解析画像を貼りつつ自身の直帰率を自慢している方がおられますが、よく見ると平均ページ滞在時間が1分未満だったりするケースが珍しくありませんし、そんな人が口にする直帰率自慢はただの見かけ倒しで、結局記事が読まれていないことには(その人が生み出すコンテンツには)何の価値もありません。

 

ウェブサイトにおけるサマリーの優劣としては

 

  1. 平均ページ滞在時間:長 直帰率:低 (記事がよく読まれ、そして帰らない)
  2. 平均ページ滞在時間:長 直帰率:高 (記事がよく読まれ、そしてすぐ帰る)
  3. 平均ページ滞在時間:短 直帰率:低 (記事が読まれず、そして帰らない)
  4. 平均ページ滞在時間:短 直帰率:高 (記事が読まれず、そしてすぐ帰る)

 

おおむねこんな感じでしょうか。まずはページが読まれないことには、いくら直帰率を下げたところで何の改善にもなってないんですよね。これでは『ユーザーに2ページ目以降を開かせるのが上手いだけのブログ』です。なんともあほらしい。

 

ですので、前提として、まともな記事を書いていないブログがいくら直帰率下げに腐心したところで、そんなものは "料理がマズいのに内装だけ豪華にしたレストラン" と同レベルです。アンタ先にやることがあるだろう、と。

 

 

直帰率を左右する要因と改善のしるべ

直帰率に影響するファクターを以下に見ていきたいと思います。

 

中には私自身が施術して確認したものもありますが、一部はただの持論や一般論だったりします。エビデンスが疑わしい場合はご自身でお調べください。

 

タイトルのミスマッチ

記事と記事内容にズレが確認される場合、読者は途中で記事を読むのをやめ、検索エンジンの検索結果画面に帰ってしまいます。

 

読者を焚き付けるための誇大なタイトル付けも結構ですが、タイトルを盛ったりユーザーを釣ったりで速攻で帰られてしまった場合、悪い平均スコアが計測され、検索順位が低下する恐れがあります。

 

グーグルはユーザーのレスポンスを集計していますから、読まれていないことが確認され始めると評価が低下します。ひいてはPVが落ちること間違いなし。

 

ブログが重い

ブログ 重い

 

『サイトの読み込みに3秒以上かかるとユーザーの大半は戻っていく』という、よく言われるアレのことです。ブロガーやウェブエンジニア界では結構有名な話ですね。

 

ブログの読み込みを遅くさせないためには、画像を軽量化ないし削減してみたり、あとは余計な(スクリプトなどの)コードを削除することも大切です。

 

ただし、最近は高速接続の影響などもあってか、インターネット全体の回線速度が上昇していると思われますので、特に施策しなくてもページはすんなり開かれると思います。ちなみに、私は重さに関して特に対策していません。

 

アラの目立つデザイン / 悪い第一印象

見た目が悪く、デザインが洗練されていないと、なんだか情報もアテにならなそうに見えますから、読者は帰りやすくなってしまいます。

 

ですので、胡散臭かったり古臭いテンプレートはなるべく避けましょう。もっとも当たり触りのないデザインは、白背景のフラットデザインです。

 

そして、デザインの中で最も重要と言われているのが、"ファーストビュー" と呼ばれるもので、このファーストビューは『ページを開いた最初の瞬間、画面内に表示される領域』を指します。つまりはブログの第一印象のことですね。

 

一般的なブログで表示されるファーストビューの範囲としては、

 

  • ヘッダー
  • 記事タイトル
  • 記事サムネイル
  • 背景

 

おおむねこの4点だと思われますので、読者から良い第一印象を得るために上記を工夫する必要があるでしょう。さもなくば『あ、このサイトはダメそうだ』と、速攻で帰る人が増えてしまう恐れがあります。人と同じでウェブサイトも第一印象が大事だったりします。

 

ブログの属性を伝える

先ほど述べたファーストビューにて、読者に対して『ここはアテになりそうだ』『自分と関連性がありそうだ』と思わせる方法の一つに、ヘッダーでブログの属性───つまりテーマを伝えるという手法があります。

 

例えばの話、料理のブログならヘッダーをおいしそうな料理の画像に設定し、釣りのブログなら魚や海(川)の画像にします。旅ブログの場合は絶景の写真にするのが妥当でしょうか。

 

こうしてヘッダーで属性を明示することにより、読者は『他にも何か同じジャンルの記事があるかも』と思い、2ページ目以降を開いてくれやすくなりますから、結果として直帰率は低下します。

 

という視点で考えると、2020年9月現在の当ブログで設定している以下のようなヘッダー画像は

 

けいこういなご

 

読者に対して何のブログなのかが明瞭に伝わらず、ただ怪しく映るだけに留まるため、むしろ逆効果となる恐れすらあります。きっと何も設定しない以上に帰りやすいでしょうね。私は直帰率を気にしていないので別に構いませんが。

 

 

いずれにしても

 

  • ボヤけた粗い画像
  • 下手な写真
  • フリー素材であることがまるわかりのチープな画像
  • 青空

 

上記みたいなものはやめておきましょう。非常に曖昧で芋っぽくなります。素人くさすぎるのはNGです。

 

ブログタイトルを工夫する

ヘッダー画像と同様、ブログタイトルもテーマに相関したものを命名しておいた方が良いでしょう。

 

例えば、釣りブログなら

 

  • 釣り
  • フィッシング

 

といったワードを織り交ぜ、料理ブログなら

 

  • 料理
  • 食べ
  • クック

 

などの単語を使用します。

 

こうすることにより、検索エンジンの検索結果一覧画面の時点から、読者へ対してブログの属性を伝えることができるわけですね。

 

なお、当ブログのタイトルは【けいこういなご】という一見意味不明なタイトルですので、悪手であることは明らかです。賢い人は模倣なさらぬよう。

 

スマホユーザーが多い

スマホユーザー

 

  • PC
  • タブレット
  • スマホ

 

上記3大デバイスの中で、最も直帰率が高くなりやすいのがスマホです。

 

主な理由は以下↓

 

  • 外出中のユーザーが多く、目的が暇つぶしはでなく調べもの。目的のページを読んだら目移りせずすぐ帰る
  • PCを持っておらず、ネットに疎い層が多い(ウェブサイトの一般的構造をよく知らない)
  • 画面の表示範囲が狭い(ウェブサイトの全体像をつかみにくい)
  • 操作性をはじめとして、全体的なユーザービリティが悪い
  • 集中力が続きにくい
  • 通信が遅く、サイトの読み込みに遅延が生じている
  • 通信制限を発生させているユーザーがいる
  • PCとは異なりサイドバー(主導線)が下にあるため、記事を読み終わったユーザーでない限り、サイドバーが視界に入らない
  • クリッカブルな要素がわかりにくい

 

また、例えばスマホアプリなどの記事を多く手掛けている場合、ユマホユーザーのアクセスが多くなりますから、結果として直帰率が高くなる傾向にあります。私のブログもスマホアプリの記事が数多くあるため、直帰率は高いですね。

 

スマホユーザーの直帰率を下げるのは、基本的にかなり難しいものとお考え下さい。

 

記事中の内部リンクを増やす

スマホ向けの対策はこれです。記事中の内部リンクを増やしましょう。これ以外に、効果的に導線を見せる方法はありません。

 

具体的には『この記事を読んでいるユーザーなら、こっちの記事にも興味を持つはずだ』と思われる記事を、関連記事として都度張り付けるやり方です。

 

スマホユーザー相手では、記事下の関連記事やサイドバーを見せることが難しいですから、記事の途中で逐次視界に入れさせる必要があるわけですね。

 

固定メニューバー

こちらもスマホ向けの対策です。スクロールに追従するメニューバを設け、ブログ内の回遊を容易にすることを可能とします。

 

しかしながら、メニューバーを利用するのはブログに興味を持ってくれたユーザーだけになりますから、記事がつまらないブログでメニューバーを固定したところで、誰も利用してはくれず、むしろ画面の表示領域を狭くするなどといったユーザビリティの悪化を招くおそれもあります。

 

ここだけの話、以前私も一か月ほどメニューバーを固定していたことがあるのですが、A/Bテストのサマリーは何も変わりませんでしたね。

 

実際問題、私自身、他のブログの固定メニューバーを利用した試しがありませんし、大多数のユーザーにとって固定メニューバーはただのオブジェクトです。

 

ということで、自分のブログが人気だと自負する人だけが、固定メニューバーを採用してみると良いでしょう。きっと直帰率および回遊率が改善します。

 

導線に関連性がない

例えば、釣りの記事にユーザーが入ってきたとして、そのユーザーが興味を持っているカテゴリは釣りですから、サイドバーや関連記事に政治の記事があったって絶対に読みません。

 

直帰率は記事同士の関連性によっても変動します。

 

したがって、ネタを絞った専門ブログは直帰率が下がりやすく、雑多な雑記ブログは直帰率が高くなりやすいです。構造上の問題ですね。

 

検索エンジンのリファラーが多い

検索エンジン経由のリファラーは、暇つぶしではなく調べもの目的であることから直帰率が高く、その反対に、SNSのプロフィールページなどから飛んできたユーザーは、そのブログ主に興味があるということで、直帰率が低くなりやすいです。

 

したがって、SNSやソーシャルのバリューが高い人は直帰率を下げやすく、アクセスの大半が検索エンジンの人は直帰率を下げにくいです。

 

記事が長い / 読み切り型記事

私のブログのように【1記事1テーマ】の読み切り記事を書いている場合、記事の分割をしていない上に一記事のボリュームが多いですから、検索エンジンからやってきた大抵の読者は、長ったらしいランディングページを読んだらそのまま帰ります。他のページは読みません。読み切り型は1記事読んだら目的達成ですから、他に行く動機がきわめて弱いんです。

 

また、特にスマホユーザーが相手の場合、読み切り型記事では記事下の導線までの距離が途轍もなく長くなってしまうため、基本的にそれらは視認されることなくビューを終了されてしまいます。すなわち機会損失です。

 

いずれにしても、長文の読み切り型記事を取り扱う場合、直帰率は高くなるものとお考え下さい。

 

しかしながら、読み切り型記事における直帰率の高さは、記事が読まれていることが明らかな場合においては、ネガティブな意味合いでの直帰ではなく、ユーザーは欲しい答えを得て帰っているため、ブログや記事の価値的に何ら問題はないと思いますし、そう思っているからこそ、私は直帰率を下げるための小細工を弄していません。

 

お目当ての記事を読んで満足してもらったのであれば、私は別に他の記事を必要以上に薦めようとは思いません。私としては『他にも読みたいと思った人は、自分で勝手に探して読んでくれ』といったような放置スタンスです。こちらからは特に薦めませんし、直帰することを問題視もしません。そもそも問題ではないのですから。

 

画像が少ない

ブログ アイキャッチ画像

 

画像のアイキャッチ画像が少ない場合、ユーザーの集中力が持続しににく、途中でリタイアされやすくなってしまいますが、他のブロガーが実施したA/Bテストの結果を拝見したところ、画像が多いほどユーザーはテキストを雑に読むことが判明しているため、個人的には画像は適度に入れるべきかなと思いますね。入れ過ぎも入れな過ぎもNG.

 

また、記事ページにズラーーーッと文字ばかりが並んでいると、『ゲッ、ここ文字だらけだ...』と尻込みされてしまい、活字離れ世代はまったく読まずに離れてしまう恐れがありますし、改行が少なく文章の塊が多い記事ともなると、読む前から敬遠されてしまいます。

 

検索エンジン精度の低下

例えばの極端な話ですが、検索エンジンがガバを発動し、パッチワークの記事を料理の検索結果に表示させたとしましょう。すると、料理について知りたかったユーザーがパッチワークの記事に迷い込んでくることになり、『なんだこりゃ! 全然違うじゃねえか!』とすぐに帰ってしまいます。

 

グーグルをはじめとする検索エンジンは、アップデートの際、一時的に精度が低下するケースがあるので、短期的にミスマッチなユーザーが流入して直帰率が上昇することがあります。

 

何も手を加えていないのに直帰率が激しく増減した場合は、慌てて下手な策を打とうとせず、検索エンジンの不調を疑って待ってみましょう。私のブログでも、時期によって6%ほど直帰率が増減した記録があります。

 

記事の更新頻度が落ちた

この場合、最新記事を読むべく訪れたリピーター(固定読者)が『なんだ、更新ナシか...』と直帰してしまうため、直帰率が微小ながら上昇します。

 

 

直帰率は二の次

冒頭でも述べている通り、そもそも記事が読まれていないのに直帰率ばかりを下げようとするのは、お門違いも甚だしいと思います。

 

まずはしっかりと読まれる記事を書き、その上で

 

  • 『ブログのバリューを上げたい』
  • 『機会損失を減らしたい』
  • 『ページ/セッションを上げたい』

 

と思うようであるなら、この場合においてのみ、直帰率下げに着手してみれば良いかと思います。

 

嘘つきブロガーに騙されるな

私もこれまで、 "直帰率 改善" などといったワードで様々検索をかけてきた過去がありますが、見ている限り、直帰率などのサマリーを改竄しているブロガーが一定数いるようです。

 

例えば、ツイッターのブログ界隈を見ていると、『ウチは直帰率10%を切りました~』などと宣伝をしつつ、アクセス解析の切り抜きを掲載している人がいます。

 

しかし常識的に考えて、ブログの直帰率が10%を下回ることなどあり得ません。少し考えたらわかることです。なにせ大手のブログを運営する人たちでさえ、直帰率50%を下回らないのが現実です。

 

したがって、あの手の嘘つきブロガーは、ソースファイルのデバッガーから数字を弄ったり、アナリティクスのタグを二重に入れたり、ホップアップ広告的なものでユーザーに誤タップさせたりと、そうしたあくどいことをやっている可能性が非常に高いですから、安易に信用して持ち上げたりするのは絶対にやめましょう。

 

アクセス解析の数値は改竄できます。

 

直帰率 改竄

 

盛り放題です。

 

直帰率10パー20パーの一般ブログなんて絶対にあり得ません。騙されないで。そういう人たちから情報商材の類を買ってはいけません。あれは半分以上詐欺行為ですからね。悪質な人はアフィリエイトの報酬額さえ改竄しています。

 

 

直帰率を気にするのはやめましょう

私は過去、直帰率を気にして疲れてしまったことがあります。

 

例えばヘッダーを弄ってみたり、フォントを変えてみたり、背景を変えてみたり、サイドバーの配置を変えてみたり、ヘッダー下にオススメ記事を置いてみたり...。

 

でも大した変化ありませんでした。落胆しましたね。

 

そしてある日思いました。『数パーセントの直帰率に拘ることより、そもそも読まれる記事書かなきゃダメだろ』と。PV(直帰率)の向上を目的にしちゃダメだろと。

 

それ以降、私は直帰率を気にしなくなりました。

 

その代わりとして、【平均記事滞在時間】の指標を気にするようになりました。そっちの方が本質的ですからね。今は記事が読まれているかどうかを気にしていきたい。

 

あなたが今現在、直帰率の改善に腐心し、そして疲弊しているのであれば、一度そこから離れ、

 

ユーザーが2ページ目を開く(直帰しない)記事を書く

 

という小手先のテクニックに執着して一喜一憂するのではなく、

 

熟読される質の高い記事を書く

 

という初心へ帰ってみてはいかがでしょうか。

 

 

ということで、拙い内容でしたが、今回はここまでになります。